格別な春のビール

ドイツ


格別な春のビール


ドイツのデュッセルドルフでは、地ビール醸造所が、歴史上稀となる長期営業停止となりました。つまみがなくてもひたすらビール片手に議論を楽しむドイツ人にとって、憩いの場で、とても残念でした。

1838年創業、ビールの老舗醸造所シューマッハには、3・5・11月の第3木曜日、年に3回しかお目にかかれない特別なビール「ラッツェンビア」があります。通常より少しアルコール度数が高く、しっかりとコクのある味わいのビールです。

新型コロナウイルスで3月の第3木曜日は厳しいかと思われましたが、ラッツェンビアを楽しみにしている地元の人へ、当日ドライブスルーが登場しました。通常の交通量では到底不可能でしたが、外出を控えゴーストタウン化した今、可能となりました。

トランクにビールケースとハンバーグの元祖「フリカデッレ」が積み込まれ、ドライブスルーでの「ラッツェンビア」は自粛疲れを癒す格別な春の1杯となったようでした。


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(パリミキ ドイツ  ブルグイユ美夕)