クールジャパン


クールジャパン



子どもたちに大人気

 昔の日本は、機能性が高いトヨタの車やソニーが製造していた精密電化製品が有名でした。日本人はメガネをかけて首からカメラをぶら下げた勤勉な国民というのが定番でした。私が渡米した時代は、日本といえば「忍者、芸者、侍、寿司」というイメージしかありませんでした。しかし、ここ最近のSNSの発達や、日本のクールジャパン推進努力の賜物で、多様な日本文化がここアメリカでも浸透しています。

 私には7歳の娘がいます。娘を通して現地の子どもたちから「日本にはハローキティ、ポケモン、遊戯王などのキャラクターや、折り紙やスクイーズ、美味しいお寿司があるんだよね」とよく言われます。学校の休み時間には、男の子たちはポケモン派と遊戯王派で集まって、トレーディングカードのゲームをしているのが一つの過ごし方です。

 一方、女の子たちはスクイーズという、動物やお菓子をかたどった、ふわふわのおもちゃを学校に持参し、どれだけ可愛いか、ふわふわ感があるかなどのおしゃべりを楽しんでいます。スクイーズの発祥は日本といわれており、香りが付いているものもあります。娘いわく、日本製の方がアメリカで売っているものよりもふわふわ感がよいそうです。


日本人としての行動

 現地に住んでいる日本人の方たちも学校や地域の活動で、茶道や陶芸、折り紙、魚拓、盆栽をアメリカ人に教えたりして、地域レベルでも日本文化を広める努力がされています。このような、地道な努力のお陰で、アメリカ人がもつ日本のイメージも大きく変わってきています。友人であるアメリカ人からは「折り紙にも現れているように、日本人は繊細な技術をもっている。日本にはアニメに出てくるような可愛い格好をした人が、多くいるんだよね。学校でアートを教えてくれる先生も日本人だけど、すごく可愛い指人形を使って、いつも楽しい授業をしてくれて、とても優しくて可愛い先生だよ」と言われました。

 日本文化を通してもそうですが、それに関わる私たち日本人の日々の言動や行いも「日本人」というイメージ形成に大きく関わっているのだと思います。私は日本のメガネ屋さんでアメリカのお客さまに関わっていますが、その中で「ミキならではの伝統のおもてなし」を継承できるよう日々心掛けています。ミキのおもてなしの心が、少しでも多くのアメリカのお客さまに届くよう、これからもスタッフ一同で日々尽力してまいります。


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パリミキ シアトル  マンシー 奈津代