私が見た米朝会談 ~シンガポールでの新たなる挑戦~


私が見た米朝会談 ~シンガポールでの新たなる挑戦~


パリミキ シンガポール支配人 古賀茂樹


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ワールドカップ イベント中の店内
パリミキ・シンガポールは1974年オープン、現在シンガポール国内9 店舗で営業しております。
日本人スタッフ常駐はリャンコート店・髙島屋店です。



米朝会談

 シンガポールに赴任して、早々に米朝会談の候補地としてシンガポールが上がっているとラジオのニュースで知りました。冗談かと思いテレビで確認すると、トップニュースでは取り上げられてはいませんでしたが、6月にシンガポールで米朝会談の可能性があるニュースが報じられていました。あれだけ、金正恩氏のことを「北のロケットマン」呼び、トランプ氏のことを「老いぼれ狂人」と罵り合っていた二人の会談は想像ができませんでした。
 しかし、シンガポールでの会談なら可能性はあると思いました。シンガポールは、両国にとって、外交関係を維持し、米国にも、北朝鮮にも中立をとっている国です。琵琶湖ほどの島で、セキュリティ強化がしやすく、そして何よりも、国家の権力の強さでコントロールできる特徴があります。例えば、先にホテルの予約した方々を、他のホテルに移動させたりすることなどがありました。

 シンガポールでもニュースで米朝会談を取り上げていましたが、日本ほどの加熱はありませんでした。しかし、米朝会談がセントーサ島で行われると最終決定が流れると同時に、会談場所の近くでパリミキの店舗が入っているショッピングセンターから連絡がありました。会談期間中は通常営業を行いますが、特別セキュリティ地域になり、一部の道は1・8mのバリケードを作っていたりもしました。お客さまが来られるかを心配しましたが、会談前後の来店人数は落ちたものの、6月は多くのお客さまにご来店いただきました。


会談当日

 いつもの朝を迎え、いつもと変わらず出勤ができました。テレビで報道されている10㎞圏内でのニュースは、まるで別の国を見ているようでした。勿論、通行規制を出している所は別ですが、大きな混乱も無く米朝会談が終わりました。シンガポールは、やはり国家の権力の強さでコントロールしやすい国だったという印象が残りました。


米朝会談後

 あの会談で世界が平和に向かって行っているのだろうか。誰かが何かのメリットのためにあの会談を行ったのか。シンガポールに何のメリットがあったのだろうか。シンガポールは安全な国と、世界にアピールができたとは思いますが、2000万シンガポールドル(約16億円)の負担は国民からの税金です。


無限可能性

 シンガポールの赴任が決まった時に、昨年逝去された多根会長からいただいた、ホテルのメモ用紙の裏に書かれた、一枚の書が出てきました。まるでシンガポールの赴任を予言していたのではないかと思われました。

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いただいたメモには「無限可能性」の文字

 シンガポールのメガネ事情は変化が激しいですが、「無限可能性」の言葉を胸に、お客さまの笑顔、店内でのお客さまの笑い声、そしてお客さまからの感謝の言葉をいただけるように、技術を磨いていきます。知識も勿論のこと、お客さまに驚いていただけるように、お客さまの初めてのメガネやサングラスで、オリジナル缶バッチをお作りしたり、ポップコーンをお渡したり、レコードを聴いていただいたり、ピエロがいたりと「エンターテイメントなメガネ店」をテーマに、シンガポールで取り組んでおります。


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筆者