三城のおもてなしをフィリピンへ

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オープニングセレモニー 左端:青木徳鮮(店長兼フィリピン法人責任者) 右から2人目:筆者


三城のおもてなしをフィリピンへ

   (株)三城ホールディングス  事業開発 J&T Dream Chanc 柏野孝之

 本誌229号「フィリピンへの恩返し」(レイテ島の災害支援)や234号「国境を越えた信頼づくり」でご紹介したフィリピンのプロジェクトが実を結び、パリミキ・フィリピン1号店をオープンすることができました。マニラでの出店には苦戦をしていましたが、プロジェクトを通して三城の取り組みに共感していただいたドクターたちの多大な力添えにより実現いたしました。

超高級ホテルに出店

 2016年6月15日、フィリピンでのパリミキ第1号店のコンラッド店がオープンしました。フィリピンで最大規模のショッピングモールを展開する地元企業とヒルトンとのコラボレーションによるコンラッド・マニラのモールの1階に位置し、白と木目の調和が取れた明るい店内で、前を通る人が思わず入りたくなるお店です。

 オープンして5ヵ月が過ぎましたが、驚くべきことはお客さまの再来店とご紹介の数です。このフィリピンで、他にないサービスとして私どもが徹底しているのは、日本のおもてなしのサービスです。フレームもレンズもそのほとんどが日本の商品で、日本のミキでは普通かもしれないお茶のサービスもここフィリピンではとても珍しく、また、お客さまの目の健康状態にも気を配れるよう、眼圧も測定できる最新の機械も導入。

 これらのミキのおもてなしはフィリピンでは新しく、他のメガネ店にはないものとして大変喜ばれています。ご購入いただいたお客さまが、ご家族やお友達を次から次へとご紹介いただき、ご来店いただくお客さまの半数以上にもなります。世界で認められるミキのおもてなしは、ここフィリピンでも受け入れられつつあります。

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白と木目の調和がとれた明るい店内


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お茶のサービスは、フィリピンでは珍しい


大人気のドゥテルテ大統領

 フィリピンは2016年6月30日にロドリゴ・ドゥテルテ氏が大統領に就任しました。その過激な発言や国内での麻薬撲滅に対する超法規的な取り締まり、独立的な外交政策などは日本のメディアでもよく取り上げられています。しかし、フィリピン国民はドゥテルテ大統領をどう思っているのでしょうか。フィリピン国内での世論調査では、ドゥテルテ大統領を「信頼している」と答える国民が圧倒的に多く、10月半ばの時点(就任後100日過ぎ)でもドゥテルテ大統領の支持率は91%です。

 私が出店調査で訪れたミンダナオ島のダバオ市は、ドゥテルテ氏が市長を7期務めた市で、マニラ、セブに次ぐフィリピン第3位の都市です。以前は治安が悪い所として有名であったダバオ市が、今ではフィリピンで一番安全な市となり、マニラではよくあるタクシーのぼったくりも全くありません。
大統領就任後は救急車も24時間対応、喫煙に対する取り締まり強化、女性のための産休を30日から100日に延長など、国民の生命、健康も考えた政策も進められています。フィリピン人のお客さまから次のようにお聞きしました。

・フィリピン全体の成長にはその基礎となる治安の改善が必要。
・ドゥテルテ大統領の政策はこの国を良くするための強い薬のようなもの。
・彼の話の仕方は好きではないが、彼は弱い人々のことを考える温かい人。
・他の政治家と違うところは有言実行。

これらのお話から、ドゥテルテ大統領の支持率の高さが分かるような気がしました。


賑やかな年末年始

 フィリピンも年末が近づくと、クリスマスや新年の準備で楽しい雰囲気になります。フィリピンでのクリスマスは9月から祝い始め、ショッピングモールでも9月に入ると、クリスマスソングが流れます。国民の90%以上がカトリック信者で、クリスマス前の9日間は、毎日早朝に教会に行き祈りを捧げます。年末は日本と同じで大掃除をし、大晦日の日は外国に行っている家族や親戚も、親類の中で最年長の方の家に集まり、楽しく新年を迎えます。

 パンスィットという麺(ヌードルのように長く生きるように)、卵(新しい誕生のために)、12種類の丸い果物(丸いお金が増えるように)などを食べます。子どもは、新年を迎える瞬間にジャンプをして背が高くなるように祈ります。そして、年が変わった瞬間、フィリピンの人々はテレビやラジオ、車のクラクションや、フライパンを叩くなどして大きな音を出して悪運を払い、賑やかに花火を打ち上げて、来たる年の幸運を祈ります。
 賑やかで楽しいフィリピンはこれからますますアツい国になりそうです。皆さまもぜひお越しください。

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フィリピンの新年の食事