自然災害に直面した時、我々に何ができるか?


自然災害に直面した時、我々に何ができるか?


 1920年、寧夏海原でマグニチュード8.5の地震が発生。死傷者は24万人。
 1927年、甘粛古浪マグニチュード8の地震が発生。そのとき地面が割れて、地中のガスが放出され、広範囲で同時多発的に硫黄臭が発生したことから、数知れない被災者が出た。古浪はほとんど廃墟になった。
 1933年、四川茂県でマグニチュード7.5の地震が発生。地震の前には普段見せない動物の異常行動が多く見られ、また、この地震によって水害も発生したが、震災による死者は2万人以上になった。
 1976年河北県唐山でマグニチュード7.8の強い地震が発生した。国家地震所からの地震情報が取れなかったため、当時有数の工業都市であった唐山市は壊滅状態となった。この地震による死者は24.2万人、傷者は16万人以上に上り、いわば20世紀最大の地震被害である。

 中国では、中国東南地区の台湾や福建、華北地区の太行山脈や北京天津、西南地区のチベット高原地区や四川雲南(重慶を含む)、西側の新疆や甘粛寧夏が中国四大地震区と呼ばれている。その地域で地震が頻発し,多くの災害をもたらしてきた。
 もっとも近いものは2008年5月12日に発生した汶川地震、この地震による死者は69227人、負傷者は374643人に上り、17923人がなおも行方不明となっている。


地震に対して、我々が出来ることは?

 地震災害対策の常識を勉強し、お店や学校など人が多く集まる場所では、地震による混乱で二次災害を招かないためにも、避難を支援する組織を作り、定期的な避難訓練などを実施し地震に備えます。大きな災害の経験があるような一部の地域では多くのご家庭が水や食料の備蓄をされていたり、防寒具、ヘルメット、手回し式携帯充電器、ホイッスルなどを用意したり、また持病のある場合は、緊急時用の分を非常袋の中にいれておくとよいです。
 中国で家屋の倒壊が地震被害の最大リスクになります。中国70年代80年代の建物が比較的地震のリスクに弱い古い家屋であるが、その家屋の耐震性を高める工事を行ったり、また家具による被害のない寝室を作るなどの工夫が必要になります。
 自分の自宅と生活圏にあるリスクを正確に把握し、最大リスクの解消を行う、そのリスクを避けること、それが命を救うためには必要なことなのです。皆の力をあわせって、地震災害の影響を小さくしましょう。



筆者:パリミキ 上海 兪王蕾(ゆ おう らい)
233_中国1.jpg