自然災害に対する備え

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2011年のタイ洪水により、被害が差し迫った郊外のお店の様子


自然災害に対する備え

 タイの国土面積は日本の約1.5倍です。地震や台風の心配も少なく、比較的平野部が多く地形にも恵まれています。人口は日本の約半分で、バンコク郊外に出かけると、まだまだ未開発の土地が余っているなと感じることがよくあります。
 
今回のテーマは「自然災害への備え」ということで、2011年にそのタイ広域を襲った洪水の際の話をしたいと思います。

 7月末の台風上陸によるタイ北部、東北部での大雨から始まり、10月にはバンコク都周辺地域への冠水が報道されるようになりました。日系企業が数多く入居する工業団地も甚大な被害を受けました。このことは日本国内でもニュースで大きく取り上げられたはずです。その間、我々も法人として非常用保存食の用意、洪水被害で通勤が困難な社員への仮住居の準備などを進めてきました。幸い社員は全員無事で店舗への被害はなかったのですが、自身の経験、社員の話やお客さまからの話により、いくつかのことを学びました。

 その中で一番大切に感じたことは、安否確認がいつでも誰とでも、できるように備えておくことです。最近では気軽に新しい携帯電話を替える時代になりました。SNS(ソーシャルネットワーク)でのやり取りも多くなり、いつでも誰とでもつながっていると思っておりますが、ひとたび電話番号が変わりその告知を怠ると?がりが解けてしまいます。そこで、当たり前のことですが全社員の連絡先のアップデートを頻繁に行い、緊急連絡網の整備を欠かさないようにしています。お客さま情報のアップデートも非常に重要です。緊急時には「微笑みの国」の一員として社員、お客さまの関係を超え、日頃からお互いを思いやる間柄を築いていきたいと思っています。


筆者:パリミキ タイ 水守 誠
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