希望と愛を日本へ


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パリミキフランス  高橋華恵

 2014年5月25日。パリの10区、サンマルタン運河のほど近く、アニエスb. 本社で行われたチャリティーイベント「Hope and Love for Japan」に家族で出かけました。このイベントはパリのファッション関係の仕事に従事する女性たちにより運営され、パリで活躍する大勢の日本人が、ありとあらゆるジャンルからボランティアとして参加しています。

 メイクアップアーティスト、美容師、カイロプラクティック、ネイリストのビューティーコーナー。フランス人も一目置く日本人シェフによるフードコーナー、人気パティシエの焼き菓子や可愛いクッキーも販売されています。プロのカメラマンによるフォトスタジオコーナーでは家族写真を撮ってもらいました。子どもたちは手作りうちわのアトリエに参加し、千代紙の切り紙やイラストでオリジナルうちわを作り、最後には毛筆で名前を入れてもらいました。有名ブランドのお洋服やコスメ用品、ビンテージアクセサリーなども企業からの提供を受けてフリーマーケットコーナーで販売されています。一日中、家族で楽しみながら使ったお金はすべて寄付金に回ります。

 このイベントは、東日本大震災以降、3年間の間、パリの他にもロンドン、東京で通算13回開催されました。 今年のパリのイベントの売上げは「助け合い」の思いから、甚大な台風被害を受けたフィリピンにも届けられました。ボートが流された漁師さんを支援する家具職人に託された収益金は、29隻の新しい船となってフィリピンの海に漕ぎだしました。8月の青い美しい海に浮かぶ船には、遠く離れたパリの人々の愛が詰まっているかのように赤く輝いていました。

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手作りうちわのアトリエ