自立する女性へのサポート

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パリミキ シアトル クロスロード店 マンシー奈津代

 女性の自立とは、経済的自立や精神的自立もしかりですが、最終的にはそれを卓越した個人の自由の獲得にいきつくのではないでしょうか。貧富の関係ではなく、アメリカ人の女性たちからは、そのようなことを教わった気がします。
 結婚し、出産後に働いている女性。結婚したけれどうまくいかず、離婚して自分の人生を謳歌している女性。離婚後、子どもをかかえながら仕事をして頑張っている女性。結婚をせず、パートナーと楽しく人生を過ごす女性。いろんな生き様があります。でも、最終的には「自分にとって何が一番大事で、何をしたら幸せでいられるか」ということを理解し、実行に移す勇気がある人たちだと思います。
 もちろん、そのためには経済的な自立と精神的な自立に加え社会的なサポートも必要です。昔はアメリカも、女性は家庭にいて選挙権がなかった時代がありました。でも、彼女たちが男女平等の権利を勝ち取ったおかげで、今は女性が自立できるような、さまざまなサポート体制が確立されています。

こどものデイケア

 例えば、アメリカでは11歳以下の子どもを家に放置しておくのは違法となっております。そのため、両親が働いている間に子どもたちが安心して過ごせるデイケアがあります。月曜日から金曜日の午前6時30分から学校が始まるまでの
時間、もしくは学校が終わった3時30分から6時30分まで学校で子どもたちの宿題をみてくれ、月200ドルです。各家庭の収入によって変動し、収入が少ない人は、月20ドルですみます。その他、アメリカにはいつでも社会復帰できるような機会が設けられて、何歳になっても学校に戻って手に職をつけて社会復帰ができるような制度があり、学校と州が一体となって取り組んでおります。
 アメリカンドリームという言葉が昔からあるように、どんな人にも頑張れば頑張っただけチャンスが回ってくるような社会です。そういう意味では、自由と平等を訴え続けてきた人々のお陰で、今日のアメリカの女性たちがあるのだと思います。