住宅購入や出産に

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パリミキ・シンガポール  イリーン・リー(Elaine Lee)

 CPFに対する評価は、人生の各段階により変わっていくものと感じています。
 私は18歳の時にパリミキで働き始めました。その当時は、ブランドのバッグを買うことや友達との夕食やタクシー代など、身の回りのお金が一番重要でした。この時期シンガポール政府が、なぜ私たちの給料の一部を差し出すよう強制するのか理解できませんでした。
 21歳の時初めてHDBアパート(公共住宅)を購入しました。これが有用なCPF制度の預金の使い方を見つけたときでした。給料の一部を強制的に貯蓄していたことにより、住宅購入費を支払うことができました。同時期にCPF制度を使って、最初の投資を行いました。その当時、投資の最小積立金額の規制はありませんでした。
 30歳で結婚後、退職後の老後計画や医療費の積立(メディセーブ)にも興味を持ち始めました。メディセーブには出産パケージというものがあり、出産時や出産前に掛かった医療費を支払うことができます。退職後に使える特別口座(スペシャルアカウント)などもあります。
 総体的にCPF制度とは、人生において訪れるそれぞれの段階で役に立つ、優れた政策です。たとえ投資をしなくても、銀行預金より高い金利がつきます。ただ唯一の不満は、仕組みや制限などが頻繁に変更されるため、年輩の世代の人々が理解するのに複雑なことです。私たちの世代でさえ、CPF制度を深く理解するために、ウェブサイトにアクセスし、調べています。