世界で最も健康な国

パリミキ シンガポール法人 菊地英明

 今年8月にアメリカのブルームバーグで「世界で最も健康な国々」を発表。その1位であったのは、シンガポールだった。ちなみに日本は5位であった。
その理由として

1、PSI(大気汚染基準指数)に関して政府が敏感なこと
つまり、国家環境局が「空気がきれいなことで肺にかかる負担を減らし、病気にもかかりにくい」としていること。毎年さまざまな対策を立てています。

2、水質もよいことがプラス要因。水を確保することが国の主要課題の一つでもあるため、浄水場等のインフラ設備を整えることで今では家庭の蛇口からでも水を飲むことができます。

 シンガポール人における、健康に対する、意識の高さは朝夜問わずジョギングをする人々の多さで感じ取ることができる。しかしながら、シンガポール健康促進局(Health Promotion Board; HPB)は、ここ近年、国民の高齢化、肥満傾向、糖尿病、高血圧の増加にともない国民へ減塩運動、健康食品の普及を図っている。具体的には以下があげられる。

食のマナーの見直し
 シンガポールでは、ホーカーセンター(集合的に集まった屋台)といわれるところで外食をする国民性である。また、食を粗末にしてはいけないという考え方から必要以上に食べ過ぎるという点から肥満傾向につながっているとされ、ある程度「お腹が満たされたならば、食べることを率先してやめるべき」と警鐘を鳴らす。

 また、高齢者が気軽に運動ができるようにHDBといいます公団住宅の1階部分、またその近所には小さな高齢者向けの運動器具が設置されています。
 
 シンガポール政府の取り組みの一環として各地域ごとに存在する、コミュニティーセンターを通して、55歳以上の方々を対象に、無料の健康診断を定期的に行っています。もし何か、異常が見られた場合はポリクリニック(公立の大型クリニックで一般的な検査施設をもつ)を紹介され、ここで再度検査を受ける。このポリクリニックで対応ができない場合は、紹介状をもらい専門医を受診し、より高度な医療を受ける流れとなっています。
 
224_シンガポール.jpeg