ドイツ人の体づくり

パリミキ ドイツ法人・支配人 野元 剛

 日本の皆さんは風邪をひいたら、医師にかかり、お薬を服用し、治そうとするのではないでしょうか。ドイツ人は病気になったとき、すぐに医師に頼ることはしない場合があります。状態にもよりますが、まず自分で治す努力をします。食事の工夫、十分な睡眠、薬草(ハーブ)の利用などの伝統的な家庭療法で体調を元に戻そうとします。

 ドイツでは風邪をひいて病院を訪れても、医師から抗生物質の薬が処方されないことがあります。薬を飲むばかりが治療ではなく、食事や運動、生活の中から人間本来が持つ力(体力・免疫力)を引出し、病気を治すという考え方があります。そのため、医師より子供のころから厳しい環境に身を置き、体力をつけることが推奨されます。
 
呼吸器を強くするには潮風が良い。森林浴できれいな空気を吸うことも大切などなど、いろいろと医師から教わります。体本来の力を引き出せるように、体力・免疫力を子供のころから高めていくという考え方がドイツにはあります。

 実際、私の娘も『鼻炎にはきれいな海で泳ぐのがいいわよ。体力もつくし。海水浴行きなさい!それとカモミールティーが喉と鼻にいいわよ。カモミールティーでうがいしなさい。わかった?』とホームドクターに言われています。

 子供のころから、じっくりと体を作って、成長していく。このような考え方を日本の皆さんはどう思われますか?

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