やらないと損!運動な日々

フォト・ジャーナリスト 小野沢昭志(65歳)

米国太平洋岸北西部の都市シアトルで、私は好きなロードバイク(自転車)を軸としたライフスタイルを送ってきました。運動と健康は表裏一体。当然、健康管理への関心も高い。そんな私は、日常生活で、抗生物質やワクチン接種をすることをしません。インフルエンザにかかっても医者要らず。免疫力だけで治します。自転車運動と筋力運動を日課とし、健康維持への注意を払うだけでディフェンシブ(自衛的)な生き方をすることができる。それが私の健康管理方法です。

心拍運動、筋力運動、運動前後の蛋白質、有機・自然食品択など、健康管理への関心は一通り持っているのですが、問題は、加齢にともなって、運動量とエネルギー代謝量が減っているにも拘わらず、摂取カロリーだけは依然として高いままなこと。その上でのアルコール類、いくら健康への造詣が深まったとはいえども、肥満問題は深刻です。

肥満解消に関しては、私は、足し算と引き算に答えがあると思っています。太りにくい人もいて、各人の体質にもよりますが、代謝量5の人が10食べて運動をしなかったら、カロリー蓄積量は5。その人が5の運動をすれば元のまま。そうでなく7の運動をすれば、蓄積分(肥満)から2の脂肪が燃焼される。簡単な理屈です。

四十肩などとは無縁で私はやってきました。家内も女性特有とされている冷え性とは無縁です。心拍運動、有酸素運動そしてエアロビクスとも呼ばれていますが、血行を促進させ血液を循環させるのですから、筋肉は常にマッサージを受けている状態。ですから肩が凝ることもありません。その上で、足の爪先の毛細血管まで血液を循環させていれば冷え性になりようもない。運動のおかげです。

知ってはいるけれど! しかし意外と認識されていない事実があります。それは、人間の生存が、食事・酸素・水分によって成り立っていること。このバランスが保たれて初めて人間は快適に生きることができるのですが、どうしても、食事に重きが置かれ運動は軽んじられてしまう。運動を軽んじることにより酸素摂取量が不十分になるので、細胞が活性化しません。オツムに酸素がいっていなければ、脳の働きだって衰えること必定で、臓器の細胞も劣化するのみ。旨さを追及するが余りに健康に不適切な食材や調味料も使われる。間違った食事と運動不足だけで多くの疾病を招くことになるので、そういう習慣の人は改良すべきです。

その上で、意識して水分を摂取することが大切。喉が渇いてからでは遅い。渇きは脱水症状の警告。脱水状態に入ると血行が衰えるので、頭痛の原因にもなる。不整脈や高血圧の人たちにとっては特に危険です。

また、腹筋や背筋運動を続けていれば、筋力は衰えない。衰えなければ椎間板を守ってくれる。運動をしないと背筋も衰えるのでヘルニアになりやすい。運動がヘルニアさえ防止するのですから運動は予防医学。ここにディフェンシブな生き方があります。

歯を磨かないと気分が悪い様に、日課の運動をしないと気分が悪い。一週間でその実感が得られるようになり、三週間で歯磨きと同じレベルで身につきます。その上で爽快感も得られるのですから、運動はやらないと損です。

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